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社会保険労務士試験にかかる勉強時間は?社会人の最短合格に

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社会保険労務士試験に挑戦しようとする人にとって、「どのくらいの勉強時間で合格できるのだろう?」ということは、もっとも気になることのひとつではないでしょうか。

社会人が時間をかけて資格勉強をするのであれば、自分の状況に合ったスタイルを見つけて、合格するまで勉強を続けられるかどうかが重要になります。

私は人事部社員として勤務をしながら、勉強をスタートして1年半、1回の受験で合格することができました。

ここでは、社会人が最短で社労士試験に合格するための勉強時間についてご紹介します。

社労士試験の勉強時間

社労士試験の合格率は約6~7%程度です。試験問題は法改正などの影響を受けますので、勉強期間が長くなればなるほど負担が増えるといえます。本試験から逆算して短期計画で臨むことをおすすめします。

試験勉強としては、ある程度まとまった時間を確保することが必要になります。もちろんスキマ時間の活用もおすすめです。

勉強時間の目安

社会保険労務士の資格取得にかかる勉強時間として、資格スクールなどでは800~1000時間程度としていることが多いようです。

これはあくまで目安ですので、受験者の基礎知識や学習スタイルによって、必要な勉強時間は変わってきます。

初学者の場合

法律の基礎知識や資格勉強の経験がない人は、労働関係の用語に慣れるまでに時間がかかるので、少し長めの勉強期間が必要となるでしょう。

  • 勉強時間:1000時間
  • 勉強期間:2~3年

人事・労務系の実務経験者の場合

人事・労務系の業務や法律の学習経験がある人は、短期間で合格を目指すことが可能です。

  • 勉強時間:600~800時間
  • 勉強期間:8ヵ月~1年

他資格の保有者の場合

行政書士や中小企業診断士などの国家資格を持っている人は、短期間で合格できる可能性が高いです。

  • 勉強時間:500~800時間
  • 勉強期間:6ヵ月程度

社会人の勉強方法

社労士試験は独学や通信・通学講座などで学習する方法があります。早めに自分に合ったスタイルを見つけて、学習の進捗に合わせて選んだり、組み合わせるなど効果的に取り組むことが短期合格では重要です。

私は勉強をスタートした最初の半年に社会人講座の社労士を受講しましたが、その後はテキストと過去問題集中心の学習をしました。

取得期間の目標

人事・労務系の実務経験や法律・他資格の学習経験がある人、離職中などで時間を確保できる人が最短合格を目指すのであれば6ヵ月から1年半、それ以外の人であれば2~3年程度を目標として取得計画を立てるとよいでしょう。

目標は高めに設定して、状況によって修正が必要になればそのときに変えればいいのです。

私は1年半の準備期間でスタートしましたが、後半きつくなり、「1回目の受験で合格できなくてもいいのでは?」と思ったときもありました。

ですが、それまでにかなり集中してやってきていたので、「これ以上続ける方が無理だ」という思いが勝ち、そのままのペースで本試験まで臨みました。

社会人の勉強時間

社会人であれば、基本的に仕事の前後や休日に勉強することになるでしょう。私は、比較的忙しい部署の勤務で、資格勉強中であることは職場には伝えていませんでしたので、残業や飲み会にも対応していました。

仕事優先でしたので、普段の生活のなかから、勉強時間を確保して、自分のペースを作ることが課題でした。仕事と勉強を両立するためには、早い時期に自分に合った勉強スタイルを見つけて、生活のリズムを作ることが大事だと思います。

平日早朝型

平日の朝は作業効率がよい時間帯といわれています。出勤前の時間帯を使うスタイルは、時間を有効に使いたい人におすすめです。

私は朝は厳しいので、ほぼできませんでしたが、上手に活用できれば毎日ではなくても1~2時間の勉強時間を確保できそうですね。

平日夜型

平日の夜は疲れていることも多く、効率は下がりますが、勉強が終わったあとは寝るだけですので、気分的な安心感があります。

私は仕事帰りに週2~3回は自習室(有料)へ直行して2時間程度勉強しました。机と椅子、パソコンがある小部屋でかなり集中できてよかったです。

休日型

休日であれば集中して勉強に時間を割くことができます。平日は仕事が忙しい人におすすめのスタイルです。

もちろん平日に勉強時間を確保できる人にとっても休日は集中して勉強できる時間として重要です。

私は短期合格を目指していたので、休日は集中力が続く限り勉強時間に使いました。土日の勉強時間は平均すると7~8時間くらいだったと思います。

もちろんほとんどできない日もあれば、10時間近くできた日もありました。

休憩時間型

勤務時間中は労働の義務を負っていますので、職務に専念しなければなりません。勤務時間中に勉強はできませんが、休憩時間は原則として自由に時間を使えます。

ランチ時間などは勉強をすることができますが、周囲に勉強していることを伝えていない人に休憩時間型はあまりおすすめできません。

移動時間型

通勤などの移動時間は有効に活用して勉強することができます。毎日決まった時間を確保することができ、スキマ時間で勉強したい人におすすめです。

短い時間であっても反復学習などは効果的です。スマホで学べる教材も増えていますので、社会人におすすめできるスタイルです。

1日の平均勉強時間

私は朝の時間を確保するのは厳しかったので、平日夜型と休日型のスタイルで勉強しました。

インプット期(基礎)

インプット期は講座で学んだ範囲のテキストを読んで内容を理解することに時間を使いました。確認のために同じ範囲の過去問題集を解きましたが、正解率は気にせず理解を深めることを重視しました。

  • 平日:2時間
  • 休日:6時間

インプット+アウトプット期

インプットを一通り終えると、過去問題集を繰り返して正解率を上げることを意識しました。間違えた問題や正解しても理解があいまいな問題はテキストに戻って理解できるまで熟読しました。

  • 平日:2時間
  • 休日:8時間

直前期

本試験までに過去問題集は10回以上繰り返すことを目標にしていました。目標に近づくと自信をもって解ける問題が増え、テキストを熟読する時間も減り、スムーズに進むようになりました。

  • 平日:2時間
  • 休日:6時間

スキマ時間の活用

まとまった勉強時間を確保することが難しい人でも、スキマ時間を上手に活用して合格を目指すことができます。

  • 動画や音声でインプット学習をする
  • スマホアプリで一問一答を解く
  • 暗記カードなどで記憶を定着させる

社労士試験のポイント

どのような勉強スタイルであっても、社労士試験に最短で合格するために共通して必要なポイントは3つです。

①基本テキストをマスターする

いろいろなテキストに手を出すのではなく、講座の教材や自分がわかりやすいと思ったテキストを重点的に学習することをおすすめします。

②過去問題集を解く

過去問を10回以上繰り返して、正解率が8割を超えるようになれば、合格レベルに近くなっていると考えられます。

③模擬試験を受験する

本試験前に模擬試験が実施されますので、1回は受験しておきましょう。最新の試験傾向を知ることができますので、過去問と同様にしっかり押さえておくことをおすすめします。

まとめ

私の場合は、平均すると平日2時間(週2~3回)、休日7~8時間の勉強時間で資格を目指してから1年半で合格することができました。

学習内容が日常業務と密着していたということも合格までの期間を短縮できた理由のひとつだと思います。

社労士試験に合格するためには、満点を目指す必要はありません。試験に出る範囲の基本を押さえて、過去問題集を繰り返すことで合格レベルに達することができるはずです。

社労士の最短合格で重要なのは、時間を効率的に使うことです。そのためには膨大な出題範囲から学ぶべきポイントを絞ることが必要になります。社労士講座を受講する一番のメリットは、自分の学習レベルに合わせて効率的なインプットができることだと思います。

初めて法律を学ぶ人であれば、効率を追求しすぎるよりも、ある程度しっかりインプットに時間を割いた方がアウトプットの効率がアップするということもあるでしょう。自分に合った学習方法を見つけて、計画的に進めることで短期合格が可能になります。

それぞれが目標とする社労士試験の最短合格に向けて参考になれば幸いです。

自習室の活用については、こちらの記事でご紹介します。

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