士業の事務所サイトは、看板として、また集客ツールとして、欠かせないものになっています。ウェブサイトはテンプレートを使用すると、初心者でも簡単に構築することができます。
なかでも「WordPress」は、手軽に高品質なサイトを作ることができるため、多くの人が使っています。私もWordPressで社労士の事務所サイトを作りました。
ここでは、士業サイトにおすすめのWordPressテーマを厳選してご紹介します。
おすすめのWordPressテーマ
WordPressには、テンプレートとして無料で使えるものから有料のものまでさまざまなテーマがあります。
士業サイトの目的や予算、ターゲットとする訪問者のイメージに合わせて、自分で自由に選ぶことができます。
テーマ選びの重要性
士業サイトは、単に事務所情報を掲載するだけでなく、潜在顧客層との接点を作り、信頼性を築くためのツールでもあります。
そのため、テーマ選びには次のようなポイントが重要になります。
シンプルなデザイン
士業はクライアントからの信頼が最も重視される仕事といえます。
サイトのデザインがカジュアルすぎたり、読みにくかったりすると、信頼感を損ねてしまう可能性があります。
シンプルかつ落ち着いたデザインを選ぶことがポイントです。
コンテンツの見やすさ
サイトを訪問する人が求める情報を簡単に見つけられるよう、ナビゲーションやレイアウトを工夫する必要があります。
また「お問い合わせ」や「無料相談」への導線はスムーズにすることがポイントです。
SEO対策
士業は地域密着型のサービスが多いため、「地域名+士業名」「士業名+専門分野」などのキーワードで検索されたときに、上位に表示されることが集客に直結します。
SEO対策しているテーマを選ぶことがポイントです。
人気があること
人気があって多くの人が使っているテーマは、ネット上に使い方や不具合の対応などの情報が多くあります。
初めて自分でサイトを作る人にとっては重要なポイントです。
Cocoon
Cocoonは、国内で高い人気のある無料のWordPressテーマです。
無料でありながらも、「SEO対策」や「レスポンシブ対応」などサイトを運営するうえで、必要な機能が揃っています。
Cocoonの特徴
- シンプルなデザイン
初心者でも読みやすいウェブサイトを作ることができます。 - 検索エンジン最適化
ページ表示の高速化対応など内部SEO施策を行っています。 - レスポンシブ対応
デバイスに合わせて最適な状態でページがされます。 - カスタマイズしやすい
色やデザインを変更できる機能(スキン)が多くあります。 - 無料テーマ
有料テーマにも劣らない機能を無料で使うことできます。
おすすめポイント
費用を抑えて本格的なサイトを作ることができますので、初心者で事務所サイトを自作したい人におすすめです。
業務提携しているエックスサーバーでは導入も簡単です。このサイトでも使用しています。
Lightning
Lightningは、ビジネスサイトが簡単に作れる無料のWordPressテーマです。
用途に応じてカスタマイズできるので、事務所サイトも最短で作成することができます。
Lightningの特徴
- WordPress公式ディレクトリ登録テーマ
公式テーマとして登録されていて簡単にインストールできます。 - ブロックエディターに対応
ブロックを組み合わせて簡単にサイトを構築できます。 - 多機能プラグイン
多機能プラグインにより機能を追加することができます。 - 初心者に安心のサポート
無料オンライン質問会などサポートが充実しています。
おすすめポイント
シンプルで落ち着いたビジネス用のサイトを簡単に作ることができます。
サポートも充実しているので、初めてでも安心です。私も事務所サイトをLightningで作りました。
SWELL
SWELLは、国内人気トップクラスのWordPressテーマです。有料の買い切り商品で一度購入すればその後の継続課金はありません。
また一度購入すれば、自分で運営するサイトであれば何度でも利用できます。
SWELLの特徴
- シンプルで美しいデザイン
コンテンツに集中できるデザインにこだわりがあります。 - ブロックエディターに対応
最新のブロックエディターに完全対応しています。 - カスタムブロック
項目を選択するだけでデザインをカスタマイズすることができます。 - SEO対策
高速化機能をテーマに内蔵するなどSEO機能を実装しています。
おすすめポイント
有料ですが、一度購入すれば費用はかかりませんので、使えば使うほど月額換算の料金は減っていきます。本格的なサイトを構築したい人におすすめです。
Law
TCDが提供するWordPressの有料テーマ「Law」は、士業サイトを意識してデザインされたテンプレートです。
落ち着いた配色や整然としたレイアウトが、訪問者に安心感とプロフェッショナルな印象を与えます。
士業のサイトに求められる信頼感と分かりやすさが徹底されています。
Lawの特徴
- 士業向けのテンプレート
士業サイトを作成するためのノウハウがパッケージされています。 - シンプルかつ上品なデザイン
落ち着いた配色や整然としたレイアウトが、訪問者に安心感を与えます。 - 簡単なカスタマイズが可能
プログラミングの知識がなくても手順どおり進めるだけでサイトを構築できます。 - 充実した機能
圧倒的な機能でサイトの価値をアップさせることができます。
おすすめポイント
シンプルかつ上品なデザインが魅力であるとともに、充実した機能が大きな強みです。
手軽にプロ仕様に仕上げられる「LAW」は、本格的なサイトを構築して、低コストで集客力を高めたい士業におすすめのテーマといえます。
Divi
Diviは、世界で一番使われている有料のWordPressテーマとして知られています。士業に適したプロフェッショナルなサイトが作れます。
Diviの特徴
- 直感的なビジュアルビルダー
ドラッグ&ドロップで簡単にカスタマイズができます。 - 豊富なテンプレート
デザインテンプレートが多数用意されています。 - 高速化対応
SEOとユーザビリティを意識した高速なページ表示が可能です。
おすすめポイント
士業向けのテンプレートを使えば、専門的な雰囲気を簡単に出すことができます。
また、デザインの柔軟性が高いため、ブランディングにこだわりたい人にもおすすめです。
アメリカの会社が提供していますので、使い方は日本のネット上の情報を確認した方がわかりやすいと思います。
Astra
Astraは、軽量で高速なWordPressテーマとして人気があります。無料ですが、使いやすく、洗練されたサイトを作ることができます。
Astraの特徴
- カスタマイズの自由度
ロゴ、色、フォントなどを簡単に変更できます。 - デザイン性
初心者でも自分好みのデザインにサイトを作ることができます。 - SEO対策
検索エンジン向けの最適化が施されています。
おすすめポイント
Astraは、シンプルで美しいサイトを無料で作りたい人におすすめです。軽量で高速なため、訪問者の離脱率を減らす効果も期待できます。
テーマ選びのポイント
WordPressには、ご紹介した他にもさまざまなテーマがあります。士業サイトのテーマを選ぶときには、次のようなポイントを確認して選ぶことをおすすめします。
ビジネス用に使いやすいか
士業は「信頼感」が非常に重要です。サイトを訪問した人に専門性をアピールできるデザインや機能が求められます。
自分がアピールしたいサービス内容や実績を掲載しやすいテンプレートを選びましょう。
レスポンシブ対応
スマートフォンでサイトを閲覧するユーザーは年々増加しています。
レスポンシブ対応のテーマを選ぶことで、どのデバイスでも快適に閲覧できるサイトを作ることができます。
カスタマイズのしやすさ
士業サイトは、サービスやターゲットに合わせてブランドカラーやロゴなどを活用することがあります。
そのため、カスタマイズの柔軟性が高いテーマが望ましいといえます。また追加や更新頻度も高いので、初心者にも使いやすいテーマを選ぶことが大切です。
WordPressテーマの導入
WordPressテーマを導入するには、まず、契約したレンタルサーバーにWordPressをインストールする必要があります。
WordPressの事前準備については、こちらの記事で詳しくご紹介します。

テーマのダウンロード
- テーマの公式サイトへ進む
- ページにある「ダウンロード」ボタンをクリックする
- 以上でテーマのダウンロードは完了
WordPressにテーマをインストール
無料テーマであれば、WordPressの管理画面にログインして、メニュー「外観」→「テーマ」から検索して、インストールできます。
WordPressのインストールとセットでテーマを導入できるレンタルサーバーもあります。
例えば「エックスサーバー」の「WordPressクイックスタート」を利用すると、ドメイン取得からWordPressとテーマを同時にセットアップできます。
士業のホームページ作成については、こちらの記事でご紹介します。

まとめ
開業するときには事業の成長や収益が不透明ですので、自分で事務所サイトを構築する人はできるだけ費用を抑えたいと考える人が多いでしょう。
私もそうでした。テーマはサイトを公開してからでも変更することができますので、無料テーマから状況に応じて有料テーマへ変更することも可能です。
ただし、短期間でのテーマ変更はおすすめできませんので、事務所のイメージに合ったサイトを構築できるテーマを選ぶようにしてください。
事務所サイトに最適なテーマが見つかり、目指したい士業への一歩を踏み出すための参考になれば幸いです。
初心者が士業サイトを作成するには、日本市場向けや日本語対応のテーマをおすすめします。
項目 | Cocoon | Lightning | SWELL | LAW |
---|---|---|---|---|
価格 | 無料 | 無料 / 有料版あり | 有料 (買い切り) | 有料 (買い切り) |
デザイン | シンプル | ビジネス向け | 洗練されたデザイン | 法律事務所向けデザイン |
SEO対策 | 高機能 | 基本対応 | 高度な最適化 | SEO設計済み |
表示速度 | 速い | 標準〜高速 | 非常に速い | 標準〜高速 |
ブロックエディタ | 部分対応 | 標準対応 | 完全対応 | 標準対応 |
カスタマイズ性 | 高い | 高い | 非常に高い | 限定的(法律事務所向けに最適化) |
モバイル対応 | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ |
サポート体制 | フォーラムあり | 有料版でサポートあり | 手厚いサポート・マニュアル完備 | サポート付き |
おすすめの人 | 無料で高機能なテーマを使いたい人 | ビジネスサイトを作りたい人 | おしゃれで高速なサイトを作りたい人 | 法律事務所・士業サイトを作りたい人 |
サービスの内容は変更になる場合がありますので、最新情報は各テーマの公式サイトでご確認ください。
テンプレートが決まったら、実際にサイト構築を進めていきましょう。
事務所サイトを構築する10ステップ
①ホームページ作成の手順を知る
②掲載するコンテンツを決める
③WordPressの事前準備をする
④Webページ作成の順序を確認する
⑤サイトタイトルを決める
⑥サイトに事務所概要ページを作る
⑦サイトにお問い合わせページを作る
⑧サイトにサービス案内ページを作る
⑨サイトのトップページを作る
⑩サイトにブログ記事を作る
参照:エックスサーバー公式サイト、各テーマ公式サイト